PROJECT Case o2

2019/01/06~2020/9/26

Client: マリンワールド海の中道, 九州産業大学

Technologies: AR, Photogrammetry, Unity, Blender, Monocle SS

URL :

マリンワールド・九州産業大学
【Project Cetus】

マリンワールドで実装されたMRアプリケーション
「Project Cetus」

スチームパンクデジタル株式会社と株式会社Jvisは、九州産業大学の星野研究室が率いる「Project Cetus(ケートス)」に参加しました。

このプロジェクトの目的は、九州産業大学の星野研究室が研究を行っている複合現実感の体験を実現することです。

スチームパンクデジタルは、ザトウクジラの骨のスキャン、MR(複合現実)アプリケーションの開発、6台のiPadの館内展開を担当しました。

このプロジェクトは、マリーンワールド30周年を記念した「ほねのおと〜HONENOTE〜」展の一環として開催されます。

使い方

マリンワールド30周年記念「ほねのおと〜HONENOTE〜」展に展示されているザトウクジラの骨格標本(体長約8m)にタブレットをかざすと、骨に身をまとうようにザトウクジラが映し出されます。

ザトウクジラの骨格標本をスキャンするために、私たちの複合現実テクノロジーが使用され、また、高度なフォトグラメトリー技術とARのワールドマッピングシステムを使用しました。

そのため、ザトウクジラの体や臓器を実際の骨格標本と正確に一致する形で再現します。

3Dスキャン

ザトウクジラの骨格標本をスキャンするために、Monocle3Dを使用しました。これをフォトグラメトリー技術と組み合わせて、低コストで高精度な結果をすばやくアウトプットすることができました。

複合現実の物体としては比較的巨大な構造物(8m)にもかかわらず、センチメートル精度での測位を実現しました。

スキャン作業に関しては、iPhoneXスマートフォンとMonocle 3D Sturcture Scannerアプリケーションを使用し、最初のスキャンには5分、フォトグラメトリーでは数時間で完了しました。その後の画像の位置合わせ、3Dメッシュのクリーンアップ、ジオメトリの縮小処理には数日かかりました。

アプリコンテンツ

ケートスMR(複合現実)アプリは、「骨から生きた情報を学ぼう」というコンセプトに基づいて開発されたもので、存在する骨格標本を見ながらザトウクジラの体や内臓を学ぶことができます。

教材として、骨の周りの体をアニメーション化できるだけでなく、小さな海洋生物プランクトンの浮遊で、大人と子供の両方の興味を引き付けることが可能になりました。生きているクジラの生物学的情報を示し、図や動画を組み込むことで、子供たちは自然にクジラについてもっと知るように導かれます。コンテンツには、クジラの鳴き声、プランクトンの食べ方、ブリーチング、クジラの噴気孔の噴出のビデオが含まれています。

何らかの理由でユーザーが体験を再開する必要がある場合は、ガイド付きの複合現実設定手順が表示され、iPadをクジラに向けるのに役立ちます。骨が表示され、アプリによって識別されると、位置合わせが自動的に実行されます。ユーザーは、複合現実体験をすばやく簡単に楽しむことができます。

複合現実演出という目に見える感動をきっかけとして、展示物に対して習熟度を高める効果が期待できます。

成果物

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